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2009年10月 1日 (木)

元大統領のお葬式と、友達の帰国

ちょっと真面目だけど、だらだらした日記です。。


9月30日は、パナマの元大統領(前の、前の、前の大統領)、ギジェルモ・エンダラ氏のお葬式でした。
29日午後に心不全で亡くなり、30日はなんと国葬ということで学校や会社などはお休みになりました。
旧市街の大聖堂から出棺されて、パナマ市の目抜き通りを練り歩いて行ってたようです。
(私はテレビでちらりと見ただけですが、一日中、中継していたようです)

このエンダラ氏の事を私は全く知りませんでしたが、
1989年にノリエガ将軍に反対して大統領選に勝利したにもかかわらずノリエガ将軍がその選挙結果を認めなかったのだけれど(さすが独裁政治)、
アメリカ軍が軍事侵攻してノリエガを逮捕してのち、アメリカによってこのエンダラさんが大統領と認められたという背景があるようです。

このアメリカ軍の軍事侵攻(パナマ侵攻)で、パナマ市やその他の地域で多くの犠牲者が出た後に、このエンダラさんによって国が建て直されたというイメージなのか、テレビでの説明のトーンも(私にはスペイン語は分からないのだけど)彼を英雄視している風情を感じました。


ところで、このアメリカ軍によるパナマ侵攻は、のちの2003年のイラク戦争とオーバーラップする事件だったようです。

パナマ運河の利権及びパナマの軍隊をコントロール下に置いておきたいアメリカ。
一方、ブッシュ父のCIA長官時代に協力的に働くなど、アメリカには都合のよい人物だったのに、パナマの独立に色めき立ち始めるノリエガ将軍。
そんなノリエガ将軍を、ブッシュ父政権時に「パナマの民主化のため」として、今まで目をつぶっていたはずの麻薬密輸の罪で逮捕し、更にパナマから軍事力も解体させてしまい、アメリカへ対抗出来る力を失わせてしまう。
ノリエガ将軍だけを捕らえるのではなく、パナマの何の罪もない人々、特に有色人種層が随分犠牲になったようです。。
アメリカがメディアを通して伝える映像は、パナマの白人を中心とした富裕層が、「ノリエガが捉えられて、平和がおとずれるわ~!」と叫んでお祭り騒ぎの様子。。。

(ちょっと読んだ情報だけでかいつまんで書いているので、間違っているかもしれませんが。。。)

なんとなく、ブッシュ息子による石油利権をきっかけ(?)としたイラク戦争でのフセイン逮捕劇を思い出させるなぁ、、、と思います。
そして、メディアの情報からでは全貌が見えず、真相が闇の中となっていることとかも。

もうちょっと、中南米のアメリカとのかかわりを見ていくと、日本とアメリカとの関係についても違った視野で見れるかもしれないな、、、と思ったお葬式の日でした。



そして、そんな記憶に残る日に、パナマでとてもお世話になった友達が日本に帰任していかれました飛行機
お世話になりました!!! これからも頑張ってね~\(-o-)/
一期一会、これからも大切に、色々な人と接して行けたらいいなぁと思います。


*******************
ちなみに。。
1992年にアカデミー賞を受賞したドキュメンタリー映画(The Panama Deception)があることを知りました。
日本語版が見たいけれど、英語版でよければご覧ください。(ちと長いけど)
1989年のパナマ侵攻の時の映像に、私はかなり衝撃を受けました。
お気楽そうにも見えるパナマの人達には、ほんの20年前のそういうおぞましい過去の経験が染みついている人も沢山いるんだろうなぁ、、、、と思います。

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コメント

ごめん、ドキュメンタリー昨日途中まで見たんだけど、挫折した
ヾ(_ _*)ハンセイ・・・
でも、こういうのが好きそうなダンナさんにも教えたよcatface
いつもながら、よくこういうの、見つけるねえ。。

投稿: おさる | 2009年10月 3日 (土) 22時47分

おさるさん、
私も飛ばし飛ばしで見たんだけど・・・happy01
後半の映像がおぞましかったよ~

投稿: くみこ | 2009年10月 4日 (日) 09時55分

アメリカ軍のパナマ侵攻の事 20年前の当時 毎日のようにニュースで流れていたのにほとんど関心もなく聞き流していたように思います。ドキュメントを見て(英語ほとんど判らないのだけど)少しショックでした。
今も同じことが くり返されていることに怖さを感じました。
また 同じようなスタンスでのほほんとニュースを聞いている今の 自分にもです。

遅ればせながらちょっとだけ(笑)世界への視野が広がったような気が。 ありがとうcoldsweats01

投稿: みかん | 2009年10月 4日 (日) 23時19分

みかんさん、
私はその当時、毎日ニュースで流れていたことも知らずに過ごしていたような気がします。。。
その直後の湾岸戦争の事は記憶しているのに、、。
「外国」といえば「アメリカ!ヨーロッパ!」と思っていた当時、如何に自分が中南米に関心を持っていなかったかと思います。。

投稿: くみこ | 2009年10月 5日 (月) 00時44分

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